2020.09.22傷めないアイロンの使い方。

ヘアアイロンを使う時、設定の温度は何度でやっていますか?
温度が高いとカールがつきやすいからといって200度近くまで温度を上げて使用していませんか?
高い温度で長い時間アイロンをあて続けていませんか?

200度近くの温度や180度の温度で3秒以上アイロンを髪に当てると髪は傷みます。
また、それが毎日だったりすると髪の毛は傷み続けます。
推奨温度は150度〜160度で、ブリーチしている方は120度くらいをおすすめしてます。

では、なぜ温度が高いと髪の毛が傷んでしまうのか、、、
髪の毛は高温にとても弱いです。
髪の毛はタンパク質でできています。
髪の毛が高温にあたってしまうと、「タンパク変性」といってタンパク質が硬くなってしまいます。
髪の毛はよく同じタンパク質である「卵」に例えられます。
卵は生卵の状態から熱をあたえていくと半熟卵、ゆで卵、目玉焼きのように、最初のやらかい状態から
硬くなっていきます。
髪の毛も卵同様、熱をあたえていくと硬くなっていきます。
ちょうどいい熱を与えると半熟卵のように、艶がでてちょうどいいやわらかさになるのですが
熱を当て過ぎるとパサパサの茹で卵や焦げた目玉焼き状態になってしまいます。
髪の毛も同様、熱を当て過ぎると硬くなってパサパサになったり、手触りが悪くなったりします。
またカラーの色味が入らなかったり、暗く沈んだりし、パーマもかからなかったりと施術の仕上がりにも
大きく影響してきます。
温度と当てる時間には特に気をつけて、ヘアアイロンでのスタイリングを楽しみましょう!
