2020.10.06フォルム(形)、再現性、似合わせの追求。
・ベースカットの追求
ベースカットとは、ヘアスタイルの“土台”を作っていくカットの工程で、カットの基礎になります。
建物でいえば土台や骨組みにあたり、建物が土台や骨組みがしっかりしていないと崩れてしまうように
ヘアスタイルも同様、“ベースカット“をしっかりしていないとすぐに崩れてしまい、
ヘアスタイルの持ちや再現性に大きく影響します。
ベースカットをしっかり行うことで綺麗な形ができ、ぜっぺきなどの骨格を補正するこたができます。
また、無駄にセニング(髪の毛をすくこと)をしなくてもいいので
髪を傷つけずに手触りや艷も保たせることができます。
・ドライカットで“髪の毛と対話”
髪の毛は乾くことで膨らんだり、クセが出たりします。濡れた状態と乾いた状態とでは大きく変わります。
一度、乾かして髪質やクセを確認し、理想の形に近づけていきます。
そして、その人に合わせて“ハサミ”を入れていき
“髪の毛と対話”しながら質感や空気感などを入れていきます。
・似合わせ、骨格に合わせたカット
お客様は“十人十色“。
髪質や骨格も違うければ、性格、好きなもの、ライフスタイルも違います。
その人らしさを引き出すために”似合わせ”や“女性像”をしっかり意識して
スタイルを作っていきます。
また、骨格に合わせたカット、奥行きや立体感がでるカットをし、
顔や頭を小さく見せ、その人の骨格や輪郭に合わせてスタイルをつくっていきます。
・道具
シザーやセニングシザー(すきバサミ)、レザーなどの道具もスタイルや髪質に合わせて
使いこなしていきます。
必要な時には、“ハサミ1本“でのカットも行なったり、ハサミ以外の道具を使ったり
道具もその人に合わせたものを使っています。